猿田彦珈琲株式会社

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はじまりは、わずか8坪のお店だった

 猿田彦珈琲は2011年の6月、東京・恵比寿の一角で誕生しました。創業者である大塚が自ら壁にペンキを塗り、椅子もハンドメイドで作りあげた、この小さなお店のモットーは「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」。質の高い珈琲を淹れ、お客様一人ひとりとの会話を楽しむスタイルが界隈で評判になるまで、時間はかかりませんでした。

 大塚がこの世界に入ったのは、目指していた俳優の夢を諦めたことがきっかけです。「オーディションに落ち続ける日々の中で、近所にあったカフェの接客に救われていた」と語る彼は、その後、友人の珈琲豆のお店を手伝ったことで珈琲の本当の魅力に気づきました。もっと良い珈琲を淹れ、たくさんのお客様を喜ばせ、そして、生産者も含めた珈琲に関わる全員を豊かにしたい。そんなサイクルを生み出すために人生をかけて作ったのが、この猿田彦珈琲恵比寿本店です。

 珈琲をきっかけに多くの出会いが生まれ、彼の運命がまわり始めました。
猿田彦とは「みちひらき」の神様の名前。ここであなたにも沢山の出会いが見つかると、私たちもうれしいです。

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突き詰める人を応援する環境

 日本のラテアートの最高峰『ジャパン ラテアート チャンピオンシップ』において2019、20 年を連覇したバリスタが、当社の社員であることを知っていますか?彼の名は伊藤大貴。大学生4年生の頃「珈琲を一生の仕事にしたい」とアルバイトをはじめ、今もその道をまっすぐに歩んでいる若手のホープです。毎日お店を閉めた後も自主トレを欠かさず、休日も焙煎所に通いながら珈琲の練習を重ねていた彼を、私たちは頼もしい気持ちで応援していました。いま彼は、若干27 才にして当社の重要な店舗での店長を歴任し、後輩の育成にも力を注ぎつつ、世界一のバリスタを目指して研鑽を重ねています。

 猿田彦珈琲にやってくるのは、コーヒーを軸に「詳しくなりたい」「広めていきたい」「上手に淹れたい」、つまり「もっと好きになれるものを見つけたい」と考える若者たちばかり。知れば知るほど奥の深さを味わえる世界の入口で、たくさんの想いに応えられる環境を整えて待っています。

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「私のファンを作りたい」

 これは、恵比寿本店で活躍した元スタッフの言葉です。
“お店に立つとき、目の前のお客様に対して「この人はどんな人なんだろう?」とか、「急いでるのかな?ちょっと話す時間はあるのかな?」とか、常に興味を持つことを意識していました。そうやって相手に踏み込んで会話をすると、つながりも生まれますし、その人に喜んでもらいたいという気持ちも強くなるんです。ただ挨拶をして、お金を受け取って、商品を渡すだけじゃつまらない。出会いがあるのがお店に立つ楽しみだと思うんです。”

 珈琲を愛する方、飲まない方。若い方、ご年配の方。一人で飲まれる方、友人との語らいを楽しむ方。幅広い客層がいらっしゃる間口の広さが猿田彦珈琲の特徴です。そんな人々との一期一会を楽しみ、いつか自分や自分の珈琲のファンになってもらえたら…。猿田彦珈琲のカウンターに立つ醍醐味は、ここにあります。「人を笑顔にできる力を身につけたい」と思うなら、私たちと一緒に働きましょう。ここで働いた経験は、猿田彦珈琲を卒業した後も大きなプラスになるはずです!

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