味を強みに、日本で宅配ピザを確立しました
ピザーラ誕生のきっかけは、1982年に世界中を席巻した映画の冒頭。子どもたちがあつあつのデリバリーピザを頬張るシーンを観て「これだ!」と直感した創業者・淺野秀則は、早速ピザの研究を始めました。
ただ、当時の日本ではピザが珍しく、淺野自身もハワイで食べたことがあるだけ。ピザ作りのノウハウがあまりに乏しく、世界的な宅配ピザチェーンにフランチャイズでの出店を交渉したこともありました。
しかし断られたことで、逆に「日本人の味覚に合うオリジナルのピザをつくろう!」と決意します。試行錯誤の末に「生地・チーズ・トマトソース」を完成させ、1987年4月17日、ついに1号店がオープンしました。
その後も「日本人が毎日食べても飽きないピザ」というコンセプトの下、照り焼きチキンがのったピザ、マヨネーズ味、カレー味などを次々に開発。いずれも日本人の胃袋を掴み、日本では定番になりました。素材選びや調理・デリバリー方法でも独自のスタイルを確立したピザーラ。日本の宅配ピザをリードし続け、2022年に35周年を迎えました。
ピザーラをつくるのは店長一人ひとりです
ピザは出来立てを味わっていただきたい。だから当然、作り置きやまとめての配達はしません。ピザのメイキング・焼成・デリバリーなど各ポジションの動きと連携次第で、お客様の満足度も受けられるご注文の数も変わります。
例えばデリバリーの場合、信号の位置や時間別の交通量などまで把握したスタッフと新人を比較すると、片道だけで数分の差が生まれます。往復時の差は配達1軒分に相当します。ピザーラにとって、知識と技術を備えたスタッフは宝なのです。
ですから、アルバイトを育成してオペレーションを指揮する店長は重大な役割を担っています。作業手順を教えるだけではありません。モチベーション高く働ける環境を整え、一人ひとりと向き合って仕事への成長意欲を引き出すことが求められます。
また、宅配ピザは商圏が限定的であることも忘れてはいけません。商圏を同じくする競合も多く存在します。ポスティングや法人営業などの営業戦略を立案し、売上・利益を最大化していくことも店長の大切なミッションです。
このように、経営者並みに「人」「モノ」「金」を扱うプロになれるだけでなく、エリアマーケティングの知識も身につくピザーラの店長。これまで魅力的な人材を多く輩出しており、「アルバイトで出会った店長に憧れてそのままピザーラに入社した」という社員も多いです。
店長はピザーラの未来を担っているといっても過言ではありません。
ピザーラはいつまでもチャレンジ精神を保てる風土
日本を代表する一大チェーンに成長した今でも、年次に関係なくチャレンジの機会を与える社風は変わりません。
過去には、人気店の店長に入社半年の新入社員が抜擢されたこともあります。その社員は結果を残し、研修店舗担当、店長兼エリアマネージャー、SVへと着実にキャリアアップ。入社10年目の現在は20店舗を統括しています。
一人ひとりの挑戦意欲をさらに高めているのが、様々な表彰制度と明確な評価制度です。表彰は、年3回の『売上・利益トップ5』や、年1回の『スタッフオブザイヤー』など複数開催。全国規模で表彰されるので、店長たちにとって大きなモチベーションリソースとなっています。
評価制度は、副店長・店長・マネージャー、シニアマネージャーなどと階級を細かく設定。ステップアップを実感しやすくしています。階級があがるほどの活躍には当然、給与で還元します。例えば店長の年収は496万円~530万円。概ね1年程度で店長に昇格している社員が多く、入社後早い段階からしっかり稼げるようにしています。
また、ある程度キャリアを積んだ先は、エリアマネージャーやその上を目指すこともできますし、独立することも可能。知識技術の指導を受けながらFC店のオーナーを目指せる独立支援制度があります。
ピザーラはどこまでも社員一人ひとりのチャレンジを応援していきます。
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